久保建英選手、ご結婚おめでとうございます。
そんなニュースをきっかけに、久保選手が少年時代を過ごしたFC東京U-15むさしについて調べていたら、思いがけず面白い「線」が見えてきました。
(むさし)→FC東京→マルセイユ
東京西部から、世界へ続くサッカーの話です。
1.FC東京U-15むさしについて
FC東京U-15むさしの選手たちを調べてみると、三鷹、武蔵野、小金井、府中という地名がよく出てきます。
たとえば三鷹市出身の田中希和選手は、
府中新町FC→U-15むさし→FC東京U-18→FC東京トップ
という道を歩いています。
同じ三鷹市出身の中島璃久選手はMIP FCから「むさし」へ。武蔵野市出身のフランク・ローラン顕佑選手は境南SCから「むさし」へ進みました。
つまり、
三鷹・武蔵野・小金井・府中
↓
地元の少年クラブ
↓
FC東京U-15むさし
↓
FC東京U-18
↓
トップチーム/日本代表/世界
という道が見えてきます。
言ってみれば、「中央線の少年たち」です。
そして、その代表格が久保建英でした。
久保がU-15むさしに所属していた2015年、U-15日本代表としてフランスのバル・ド・マルヌ国際大会に出場しています。
つまり久保自身が、すでに少年時代に、
むさし→フランス
という道を歩いていたのです。
2.長友佑都選手について
そこへ重ねてみたいのが、一世代前にFC東京から世界へ飛び出した長友佑都選手です。
長友は「むさし」出身ではありません。
明治大学からFC東京へ入り、
FC東京→チェゼーナ→インテル→ガラタサライ→オリンピック・マルセイユ
と世界を渡り歩きました。
2020年にはマルセイユへ。
当時のマルセイユには酒井宏樹選手も所属していました。
そして翌年、長友はFC東京へ帰ってきます。
久保が「むさし」の少年としてフランスへ渡ったのが2015年。
その5年後、FC東京から世界へ出た長友が、本当にマルセイユの選手になった。
こうして並べてみると、
むさし→FC東京→世界→フランス
という流れが少しずつ見えてきます。
3.それより若い世代について
そして、この流れは久保や長友の世代で終わっていません。
久保の後にも、U-15むさしの選手たちは年代別日本代表などで何度もフランスへ渡っています。
2018年の大迫蒼人。
2024年の北原槙、相馬陸人、橋本凜来。
2025年の伊藤航。
さらにU-18へ進んだ三鷹市出身の中島璃久らも、年代別日本代表としてフランスの大会を経験しています。
そして2026年。
ついに選手個人ではなく、
FC東京U-15むさしそのものがフランスへ行きました。
現地の国際大会でチェルシーやストラスブールなどと戦い、対戦相手の中にあったのが、
オリンピック・マルセイユ。
そうです。
長友佑都がプレーした、あのマルセイユです。
FC東京U-15むさし vs オリンピック・マルセイユ。
しかも最初の対戦では、「むさし」が1点を守り切って勝利しました。
最初は、選手の経歴をつないだだけのタイトルのつもりでした。
久保建英が「むさし」にいた。
長友佑都がFC東京にいた。
そして長友がマルセイユへ行った。
だから、
(むさし)→FC東京→マルセイユ。
ところが調べてみたら、本当に「むさし」とマルセイユはフランスのピッチでつながっていました。
三鷹、武蔵野、小金井、府中。
このあたりでボールを蹴っていた少年たちが「むさし」に集まり、青赤を着て、その先の世界を目指す。
いつの日か、「むさし」で育った選手が、本当にマルセイユのユニフォームを着くこともあるかもしれません。
(むさし)→FC東京→マルセイユ。
その物語は、もう始まっています。

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